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《排水対策》春時期にすぐ乾く田んぼを目指して…溝堀機をオススメ!

「春先に田んぼがぐちゃぐちゃでいつまでもトラクターを入れられない…」
そんな悩みを持っている方へ、秋時期終了後に行う溝堀機による明渠排水施工をおススメします!

こんな方へオススメ!
 ・毎年春先の田んぼがグチャグチャで乾かない
 ・もっと春作業を早くスタートしたい

明渠排水?どんな田んぼへ施工すればいいのか?

明渠排水と暗渠排水について

田んぼの排水には明渠(めいきょ)排水と暗渠(あんきょ)排水があります。
明渠排水は表面の排水の事です。トラクターに専用作業機を装着して、(メーカーや機種に寄りますが)幅15cm×高さ15cmほどの溝を田んぼに数本掘り、排水へ繋げて田んぼ表面の排水を早める施工方法です。

暗渠排水は地下の排水の事です。田んぼによって施工されていない田んぼもありますが、地下50~60cmぐらいのところに穴の開いたプラスチック製のパイプを埋めて(その上に砂利や籾ガラを入れて、元の土を戻す)排水する施工方法です。一回施工すればパイプやその上の籾ガラ等が詰まらない限り排水してくれます。ただ、上記のような暗渠は施工されていない田んぼもありますので、トラクター作業機による簡易暗渠施工という方法もあります。こちらは、また別の機会に説明します。

目的は?→表面余剰水を排出し、乾田化する!

乾きぐせをつけ、乾田化!
これが主な目的になります。

春先の田んぼ表面の余っている水を素早く排水して、適期に作業を進める事ができます。私の住んでいる地域は雪もかなり降りますので、雪解け水だけでもかなりの水量になります。余っている水をいち早く排水して、田んぼを乾かす!
また、湿害を回避して健全な作物を生育できます。

明渠施工すべき田んぼ

・春先、早く田んぼで作業したいのにいつまでも乾かない
・周りの人は畦塗りしてるのに…うちの田んぼはいつまでもぐちゃぐちゃ…

そんな田んぼの方は、明渠排水をお勧めします!

スガノ農機の溝堀機D15DBFがオススメ!

特徴

左右のコールタ(円盤)で溝幅を切断し、刃先で切断した土をはつ土板で掘り起こします。
ボトムプラウタイプのため、オーガ式とは違ってハイスピード作業ができます。

◆溝堀り部

ボトム形状(プラウのような土をひっくり返す形状)の溝堀り部は、石等の障害物に強く、高精度な溝が掘れます。

◆オフセット機構

溝堀機の位置をトラクターの中心だけでなく、任意の位置で溝を掘ることができます。
トラクターの中心にセットする事もできますし、タイヤの後ろにする事もでき、畦際にセットする事もできます。

◆スコップ機能

※スコップ機能はスガノ農機特許機能になっています。
溝堀機は、溝を掘る最大高さになるまで若干距離が必要ですが、バックすることでスコップのようにトラクターから降りずに畦際まで掘ることができます。また、Tの字に溝を繋げることもできます。

◆超大型コールタ(円盤部)

直径55cmの円盤で溝幅を切り込みます。ワラ等の残渣物が詰まりません。

メリット・デメリット

◆メリット

・適期作業を可能にする
・湿害を回避する

◆デメリット

・溝堀りする時間が必要
・溝堀機購入をする費用がかかる

使い方

◆機械への装着~調整方法

基本的に牽引作業になるので、直装(ワンタッチヒッチを使わない)をオススメします。
ワンタッチヒッチ&ドライブシャフトを外し、直装で装着しトップリンクを調整します。
トップリンクの長さは溝堀機が作業状態の時に、溝堀機が水平になるように作業姿勢を調整します。
作業姿勢に関しては、溝堀機にこの角度にするとちょうどいい角度だよ!というシールが貼ってあり、角度を調整すると針が動くようになっているので調整しやすいと思います。

◆機械の操作方法

スガノ農機 / 溝堀機

①50cm~1mほど作業機位置は全下げで前進します。(少し刃先を食いこませるだけ)
②一度止まってそのままバックをすると、スコップ機能のスコップ部(後ろ側の刃先)が田んぼに食い込みます。
③程よく刺さったらまた前進にしてそのまま溝堀りします。(深くなりすぎないように掘れる高さは決まっていますので安心です)
※うまく刺さらない場合は、角度を調整してください。また、トラクターの設定も確認してください。

◆田んぼでの溝堀りルート

スペック

・プラウタイプ(ワンウェイ) ※最大作業深さ15cm
 チェーンスライド式オフセット(オフセット幅72cm)
・型式:D15DBF
・適応トラクタ重量:1,000~2,100kg ※参考馬力:18~30馬力

使用したお客様の声

農家の久保田さん「春先いつもぐちゃぐちゃだったけど、溝堀りしたからか乾きが早かった!」

農家の山間さん「土づくりに乾田化は必須だね!毎年やるぜ!」

まとめ

土づくりに田んぼを乾かす作業は必須です!
稲作単作だと田んぼは稲刈りが終わったらもうおしまい!という地域もあるかと思います。
春先のスタートダッシュを切るために!土づくりのためにもまずは明渠排水=溝堀りからやってみてはどうでしょうか?
また、別の土づくり系の作業機なども紹介しようと思います。
ありがとうございました。

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